六角氏の居城 観音寺城

六角氏の居城 観音寺城

安土城周辺を散策した後、次に向かったのは六角氏の居城であった山城・観音寺城である。観音寺城へはいくつか登城ルートがあるようだが今回は桑実寺を通るルートで登城した。入山料として300円がかかる。城の麓から桑実寺まで行くのかなりの急斜面でとてもきつかった。階段はしっかりと整備されていたが城のスタート視点にたどり着くまでにへとへとになるくらいだった。やっとの思いで桑実寺に到着。住職さんに入山料を払い、ここから観音寺城・本丸までどのくらいか尋ねると約30分くらいとのこと。これからまだ30分も登山するのか… 絶望感が襲ってきた…

いざ 山城への大冒険へ

絶望感に襲われながらそれでも愛と希望と勇気を持ち、いざ登城!先ほどまでの整備された階段とは違い、ここからは山城ならではのちぐはぐな階段、あまり整備されていない道を進む。前日に雪が積もったこともあり足元は滑りやすいというバッドコンディション。登り進めていくと、大木がなぎ倒され道を阻み、こっちで合ってるよな… これ進んでもいいんだよな… と不安を感じながら倒された大木をしゃがんでくぐり登り進めていく。30分ほど登りようやく本丸に到着。やはり登った後の達成感は半端ない。いろいろな遺構をみながら一番の目的である大石垣を目指す。本丸からおよそ20分ほどで大石垣に到着。そのまま反対側の観音正寺の通り下山。総時間は約1時間30分ほど。明日は筋肉痛がすごいぞ~ とちょっとの不安を抱えながら無事に下山。

ちょっと寄り道 人魚伝説の寺院へ

観音寺城が築城される前はもともと観音正寺というお寺があった。この観音正寺西国三十三所の三十二番札所である。このお寺は人魚のために建てられたという伝説があるおもしろいお寺でもある。観音寺城と一緒にこのお寺にも訪れみていただきたい。