第六点魔王の居城 安土城

第六点魔王の居城 安土城

八幡山城をあとにして次に向かったのは安土城安土城天守が建っていないにも関わらず知っている人や訪れる人が多いように思える。やはり「織田信長が建築した城」というところがお城の価値を上げているのだろうか。そんなことを思いながら安土駅へと向かった。安土駅前にまず、私を迎えたのは飄々と聳え立つ織田信長銅像であった。とてもカッコよかった!!やはり英雄と呼ばれるだけあり銅像にされてもかっこいい。安土駅前ににはレンタサイクルのお店が二軒ほどあり、自転車を借りることができる。自伝者を借りればおよそ15分程度で安土城までたどり着くのではないだろうか。私は歩くのが好きなため歩いていくことにした。歩くと思ったよりも距離があり、30分ほどかかった。

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いざ!イノベーションの世界へ!

安土城大手門前に立って思ったこと…それは大きい!! とても大きいと思った。しかし、この大きいは姫路城を見て思う「大きいな」とは違う、アメリカンな大きさを感じた。伝わっているのだろうか… 全然伝わらねーよという方は実際に行ってみてください。。。本丸までなかなか急傾斜に山城ならではの段差のちぐはぐな階段を上り遺構を眺めながら本丸まで到着。やはり有名なところだけあって、家族連れやカップルが多かったように思える。

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本丸からの眺め

城跡だけでない!安土城の見どころ

安土城での見どころは城跡だけではない。城跡から歩いて15分ほどしたところに「滋賀県安土城考古博物館」と「安土城天主信長の館」といった安土城織田信長についてよくわかる施設がある。こちらには安土城の5階6階を復元した模型や織田信長に関する史料など楽しく歴史が学べる施設である。ぜひ行ってみていただきたい。

ちょっと休憩 安土名物の和菓子とともに

駅に帰ってくると駅前に和菓子屋さんを見つけた。中に入ってみると安土名物の「まけずの鍔」を売っていた。なんでも織田信長桶狭間の合戦の前に熱田神宮で戦勝祈願をした際、永楽通宝を賽銭箱に投げ入れ戦勝を祈願し、見事戦に勝利し、それ以後信長は自身の刀の鍔に永楽通宝をはめ込み、安土城を築くまでに至ったところから名物になったのだとか。これは買うしかないと思い、早速買って食べてみると…これはうまい。永楽通宝の形をした最中であった。中のあんこは甘すぎないほど良い甘さで、一つが意外と大きいがそれも気にならないくらいバクバク行けちゃう。安土城を訪れた際はぜひ「まけずの鍔」を一緒にどうぞ。